現状維持はできるが改革はできない
毎日お化粧をしている方なら共感していただけるかと思いますが
人生の中で何度か「化粧品難民」になる時期があります。
今まで使用していた化粧品が
ある日突然合わなくなる。
そこで、自分にピッタリ合う化粧品を求めて
長く険しい旅が始まるのです。
私の難民生活は33歳頃に訪れました。
どうやら、愛用していた800円の化粧下地が悲鳴を上げたようでした。
「もう私の力では、菅野さんの毛穴は隠せません。もう無理」
と言ってきたのです。
そこで仕方なく資生堂の化粧品カウンターへ行き
上記事情をお話すると、こんなアンサーが返ってきました。
「そうですね。800円でも良いものは良いですよね。
問題は保湿力と美容成分の違いですよね。
高額なものは保湿力が違うから長時間キープできますし
美容成分が違うから肌の透明感を上げてくれます。
800円でも良いものは良いんです。
でも一般的に、現状維持はできますが改革はできません」
そ!!・・・そっかぁぁぁぁー!!
と、大変納得できました。
現状維持は実質衰退。
「これでいいや安いし」という選択基準で使っていたら
いつもいつもそういう選択をして過ごしていたら
いつの間にか肌に合わなくなり
化粧品を何年もアップデートできていない自分に気づいて
呆然と立ち尽くす。
大手化粧品メーカーの
価格の大部分が広告でも良い。
こんな優秀な販売員が商品を売ってくれるのだから。
もう彼女のことは、師匠と呼ばせていただきたい。
経営戦略も同じで
アップデートを怠ると
独りよがりで時代遅れで的外れなものになってしまいます。
たった数分相談するだけで
急に視界が開けるような
ドアを開けたらワイキキの海が広がるような
そんな「どこでもドア」のドアノブを握るドキドキ感が
経営相談の醍醐味といえましょう。

